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2012/12/22 sat. "さびしんぼRep Co.X'mas Special!" @Chinatown
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2010年7月7日水曜日
「ファッションはガマンである」と誰かが言ってたが、男の自分から見てハイヒールほど歩きにくそうな靴はない。もちろん、履いたことがない人間の勝手な想像なのだが。
だって、よく見たら体勢は完全に爪先立ち。安定感だって良さそうには見えない。
しかし、アディダスが作ったハイヒールは勝手が違うようだ。デザイナー・山本耀司がクリエイティブ・ディレクターを務めるアディダスブランド「Y-3」から発表される新作靴『TORSION HEEL(トルションヒール)』は、競技用のシューズに使われる機能を取り入れ、抜群の履き心地を可能にした。
では、従来のハイヒールとは何が違うのか?
今までのハイヒールは、安定感を増すため甲の部分に厚めの生地を使ったり、足指の爪辺りまでをバックリ開けていたり、そんな構造をとっていた。しかし、このハイヒールでは甲の部分に伸縮性に富んだ素材を採用。これが足に吸いつくような形になり、まるでゴムで覆われているような感覚を与えてくれる。
前足部には、衝撃を吸収し反発性に富む素材を、後足部には衝撃の吸収に特化した素材を配置。これらによってヒールの突き上げや、足指の付け根への負担を和らげる。
しかし、あまりにも大胆なルックス。あまりにも大胆な発想。このような新ハイヒールを作ってみようと思ったきっかけは何だ? 同社に伺ってみた。
「このシューズに使われている技術そのものは、当社に昔からあるものなんです。それを、今回はハイヒールに落とし込みました。というのも、従来のハイヒールは『デザインは優れているけど履き心地はガマンしてください』という物がほとんどだったからです」
このハイヒールと開発するときのコンセプトは「一番履き心地のいいハイヒールを作ろう!」というものだった。
実際、着用したモデルからは「履き心地が断然いい」という感想が出ているという。
ただ、さすがは山本耀司。デザイン面に関しても言うことなし。ヒールの高さは9センチにされており、これは女性の脚を一番美しく見せてくれる高さだという。
ちなみに、ブランド名である「Y-3」のYは山本耀司を、3はアディダスの3本ラインを表している。もちろん、同ブランドの全てのシューズに山本氏は関わっているという。
この『TORSION HEEL』は、「Y-3」の直営店で7月中旬より発売予定(ブラックは8月発売予定)。価格は56,700円(税込み)。
これぞ、“スポーツ”と“ファッション”を融合したスポーティなハイヒール。従来のイメージを覆してみせるか。
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